( ゚д゚ ) 最近の若い子は…。
という声は、どこの会社のどこの部署の、どこのグループにでもある言葉です。
それは家庭の中でも、最近の子は…。 という事は良く思ったり、言ったりしている姿を聞きます。
私個人としては、この『最近の若いやつは…』という言葉は使いません。
相手と話しを合わせる時に使うかもしれませんが、私個人としては、あまり頭にも浮かばない言葉だからです。
今となっては(私の年齢的に)言う側だと思いますが、私がまだ若かった頃は逆に同じ様に言われていたと思います。
『最近の若い奴は…』というのは、もう何百年、何千年、きっと弥生時代の時から、もう言われ続けてきている言葉だと思います。
そもそも、この言葉が出るとか、こう思うというのは、それを想う人間が、時代に合わなくなってきているという証拠でもあるのです。
時代は常に進化して、変化して、物質的なモノ、環境、価値観の全てが徐々に変化を繰り返している訳ですが、その変化に対応デキない事から出てくるのが『最近の若い奴は…』の言葉の源です。
ある意味で、今のトレンドというのが、その若い子な訳です。
とはいえ、そのトレンドが決して正しい訳ではありません。
長く生きる事で培ってきた経験値から言える、時代に影響しない本質的なモノもあり、トレンドはそうした本質をとらえているとは限らないからです。
故に、これまでの経験から得た本質と、今のトレンドを併せ持つ状態であれば、そもそも、今の若い奴は…という発想にもならないと思うのです。
私は、職業上デザインをする訳ですが、デザインというのは本当に時代を映します。
デザインの在り方で、時代が分かる位です。 そうしたデザインをしている中で、常に固定の時間に価値観を置いている様では仕事になりません。
流れゆく時間を自由に行ったり来たりデキる考察と同時に人だからこそ変わらぬ心理的な欲求等を鑑みて、デザインというのは行う必要がある訳で、私としては、戦時中を生きたお年寄りからも、そして、オシャレに目覚め始めた小学生女子からも、学ぶ事は多いのです。
そりゃ、プリキュアの名前覚えろとか、苦痛ですよ( ゚д゚ )
ピンク・黄色・水色…。
( ゚д゚ ) 私的には、マゼンタ・イエロー・シアン (色の4原色の色)だと?
と言いたい所で、ガチでどうでも良い事だけど、幼稚園児が好きそうなカラーリングや時代によって絵のタッチが変わる事、フリルの角度、グラデーションの色の組み合わせなど、デザイン上、トレンドのパターンというのはやっぱり気になります。
イオンモールを歩いてても、 INGNI のお店で、今のトレンドはどこなのかとか見ます。
( ゚д゚ ) あっ INGNIの 清楚系で、スカートの形状が変則的な服のデザインが個人的に好きだからと言うのもあるけども…。
↓ こういうの

( ;∀;) いや、私の好みとかどうでもいいんだけど…。
なので、時代や年齢に関係なく、自分以外の人から学べる事は多岐に渡り、学べる人、環境において私は常に感謝している訳です。
とはいえ…。
価値観だけでなく、何度教えても失敗を繰り返す事などで、今の若い奴は…というのが出てくる場合もあるとは思います。
例えば…。
- 直ぐに諦める
- めんどくさがる
- 忍耐力が無い
- 礼儀を知らない
- 教えてもメモを取らない。聞く姿勢がなってない
とかとか…。
でも、これって若い子とか関係なく、普通に大人でもいますよね。
結局、年代の問題じゃなく、その個人の生き方、または生きてきた環境による所になると思うんですね。
私は、私の部下、または私と仕事という関係で繋がっている場合のルールは簡単です。
1度の失敗 1度の質問 は誰にでもある
2度の失敗 2度の質問 は、私が教えきれてなかったのだろう
3度の失敗 3度の質問 は、もはや相手が無能なのだろう
というルールが私の中にあります。
同じ場所において、2度の失敗 2度の質問をするという事は、失敗から、または質問その物から真剣に何も考えず、向き合わず、そしてチャレンジする、または質問をするというチャンスを無碍に扱ったのだろうと判断デキる訳です。
もし、そのチャレンジにおいて死を意識しなければならないと思えば、当然必至になって取り組むはずです。でも失敗しても良いや… という想いでやるのであれば、もはや人として信用できません。
仕事において。
2度の質問までに、自分が分からない事を洗い出し、2度までしか答えに結びつく質問がデキないと思えば、忘れてならないと思えばメモるはずです。 それをやらない。そして分からないと嘆く相手に、こちらが真剣に向き合う価値はありません。
もっともHEARTSの授業中は、そういうのが無いから緩々ですけどね ( ´艸`) www
でも、仕事だとそうはいきません。私と仕事をするというのはそう言う事です。
そして、だからこそ相手を信頼できるし、こちらも相手の為にと動ける訳です。
なので、無能なら切る、単純です。年齢性別関係なく。
ありがたい事に、今は人を常時雇わなくても、必要なタスクを外部に振ってアウトソーシングさせるというのが多くなってきました、中途半端に人材を教育する手間を考えるより、そのタスク専門の人間の力を借りた方が余程正確です。
当然、私のアウトソーシングをしてくれてる子は、私より相当年下だと思います。
殆どメールでしかやりとりしませんから、顔も知りません。
女性だという事は電話で話した時に知った位で、相手が美人だからとか、そういうのは私には全く関係なく、職人としてやる事をやればよいと思っているからです。
私の髪を切る人は私より年下だと思う女性です。多分30代かな?
プロフィールでは、話すのが苦手っぽい感じでした。
全然OK(´∀`) だと思います。
だって、私、髪カットしてる時、無言だもん(笑)
スタイリストは必要な情報をクライアントから聞いた後は、自分の作業に集中して欲しい、だから最近〇〇行きました~とか、そういう無駄口は叩かない。
職場での関係は、仕事での関係。
価値観においても時代の変化に敏感な若い世代から学ぶ事も多い訳で、自らの価値観が絶対だと思うというのは
(*‘ω‘ *) あんた、いつから神になったんや!
と突っ込まれる案件です。
そして、経験を持ち、そして年を重ねて行く事で、若い子にはデキない力を持つ事もデキたでしょう。
力を持つ事で豹変する人は多くいます。政治家もそうですね。
力は己の為に使っていくと、いずれ飽きてくるんです。
物質的に恵まれても、心が恵まれない状態です。
だから、行きつく先は、自己の為以外、つまりは他者を助ける為に使う事で心が恵まれるようになります。これは別に道徳的な話でもなんでもなく、リアルなあれです。
因みに、私は 道徳とか興味ありません。
全てはこの世界を科学的観察しての考察によるモノです。
論理的に考えて、そうなので、そうなんです(笑)
木々が成長して、いずれは枯れ、幹が腐り、微生物が分解し、それをベースに新芽が芽生える。
自分の足元に生えてきた若葉を詰むような木々はありません。
もちろん、日光の奪い合いという競争はあります。
しかし、摘み取るという事はしません。
力を持つ年配者、役職者が 若い芽が失敗をしたところでそれを、容易に摘み取ってしまうのは、簡単ですが、愚かな事です。
価値観の合わないモノへ否定するよりは、若い子から見ても、憧れられる年長者になってみてください。 否定からは何も生まれません。
デキないと思う事からも。
ただ、助けようのない無能もかなりいる。それを側に置くのはやめておきましょう。
植物で言えば、ツタ植物の様なやつです(笑) 常に誰かに依存しないといけない。
一緒に頑張ろうなんて気が全く無く、利益だけを貪っていく存在です。
これとは距離を取らないと、あなた自身が食われてしまうので、気を付けてね。(´∀`)