中学生プレゼン実習

前回に続き、中学校に出向いて、中学生へプレゼンの仕方についての授業をしてきました。

とっても素直な子が多くて、こちらとしても教えがいがあります。

中学生プレゼン実習

この日は、実際に3つのチームに分かれて、それぞれの課題に応じてプレゼンをして頂く事をお願いしました。

先生について、勉強の必要性について、クラブについて。この3種。

1週間前に連絡はしておきましたが、実質の準備時間は数十分程度だったと思います。
あえて時間縛りしたというのもあります。

仕事には常に〆切が存在する訳なので、それを意識したというのもありますが、時間縛りを強くすればするほど、無駄な動きが無くなり、精度が上がっていきます。

今回、プレゼンをしてもらう中で、一番大事な事は失敗してもらう事
成功体験も非常に大事ですが、大して努力もしてないのに、何となくの成功では、短時間の成長は見込めません。

私は学校の教員ではないので、ここの生徒とそんなに時間を一緒にできる訳ではないので、短期間でスキルアップしてもらう事も必要です。何より学校の勉強もありますしね。

プレゼンの課題云々もそうですが、この短期間でどこまで仕上げられるのか? という事もさることながら、絶対に資料の方だけに目をやって棒読みするような事が無い事 というのが一番大事な所です。

人前で話すという事は、慣れている人間にはなんて事が無いスキルですが、場慣れしてなければ、やっぱり緊張するし、緊張から手も震えるし、過呼吸にもなります。

これを解消する方法は、1つだけ。

とにかく、場数! しかないです。

そして、人前で話す事が苦手な子は、そういう機会があっても、ドンドン避けて行こうとするので、ますます人前での会話が苦手になるし、人見知りもしていきますので、今回は 人前で話す事が一番苦手な子がプレゼンをして!

という事でしてもらいました。

一生懸命である事。 熱意をもって伝えたいと思う事。 これが最優先。
次に、話方、話の持って行き方 そういうテクニカル的な所を見て行きました。

正直、私が思うよりもデキていたと思います。
まだまだ中学生感は否めません。というよりも、プレゼン大会中学校の部 みたいなのがあって、そこの優勝者であっても、この中学生感独特の、交渉とは違う、 〇〇です!〇〇だと思います!というような、一方的プレゼンというのは、社会経験が無い以上仕方ありません。

とはいえ、この子達が 学校以外のガチな世界で通用する様にすることが私の目的なので、その辺は中学生だから…という、そういうハンデは考えません。
対大人 対企業 対ビジネス であっても、対応できる頭の回転と、トークがデキるようになって欲しいと思って授業をしました。

学生の行動力と 創造力 そして、 大人の知恵を 組合わせたらきっとこの子達は、ガチで強くなれると思って見守っております。

ガンバレ!中学生(*’ω’*)

関連記事