砂糖を取ると記憶力が低下する

砂糖を過剰に摂取する事で、身体に色々な負荷がかかります。
一番イメージしやすいのは、糖尿病というイメージがあるかもしれませんが、そうした事だけでなく、身体全般に影響を受けるというのは、言われていましたが、今回 新たな研究論文が発表されました。

結論から言うと

幼少期に砂糖上げ過ぎたら記憶障害起こすという事ですかね。 

詳細はこちらの論文をご覧頂ければ

https://www.nature.com/articles/s41398-021-01309-7

高糖質の食事は肥満や記憶障害などに影響を与え、特に甘いモノが好きな子ども達には非常にひっ迫した問題です。
今回は、南カリフォルニア大学とジョージア大学の研究グループが出した、マウスを利用した実験ですね。

糖分が直接、脳に作用するという事ではなく、 腸内環境に影響を受けて、脳の記憶に影響を与えているというのが確認されました。

腸内環境は 体内の中でも、かなり重要な臓器の1つですし、他の臓器に比べ、とにかく身体全体への影響が半端ない臓器の1つでもあります。

健康でありたいなら 腸内環境!! これはもう必須ですね。

なんしか、影響力デカすぎる…というのはわかってましたが
記憶力までとは… という事が、今回の研究結果ですね。

ちなみに、これは子どもだけでなく、大人も後から過剰糖分を摂取する事で、腸内環境が代わり、同様に記憶障害が確認されています。


日常の砂糖摂取量

WHOが推奨する 1日の摂取量は、凡そ 砂糖 25g となります。
これは、スティックシュガー 8本分相当となります。

こう言うと、えっ! スティックシュガー8本なんて。そんなに食べてないよ! と思うかもしれません。
勿論、あのスティックをそのまま口に突っ込む人はいないですけど。
ただ、普通の食べ物の中には、それ相当の糖分が溶けこまれています。

例えばジュースが大きいですね

ダイエットの為に、カロリーを気にされる事は多いかもしれませんが、だからと言って、0カロリーを選ぶ事もあるかもしれませんが、0カロリー=無糖ではありませんし。 逆に人工甘味料である ゼロカロリーシリーズは、普通の砂糖よりも、別の意味で、ハイリスク! 

私は絶対飲みませんけど、好きな方も結構いらっしゃる…。

ちなみに私がデブなのは、純粋の食べる量が多いからです ε- (´ー`*)フッ
たまにフルーツジュースを飲む位で、1日の水分は コーヒー無糖ブラック・烏龍茶・水 の3種位に限られます。ただメンドクサイだけです。

ジュースだけでなくとも、一般的な食べ物にも多くの砂糖は含まれます。

例えば…

  • アンパン(1個)= スティックシュガー 10本分相当
  • どら焼き(1個)=スティックシュガー 10本分相当
  • ショートケーキ(1個)=スティックシュガー 8本分相当
  • プリン(1個)=スティックシュガー 6本分相当
  • コーラ(500ml)=スティックシュガー 18本分相当
  • 缶コーヒー(185ml)=スティックシュガー 4本分

固形物よりも、飲料系はやっぱり水溶性の為、溶け込みやすいですね。
コーラやファンタ系はやっぱり根強いです。

ちなみに、コーラって 飲む以外にも色々使われてるの知ってますか? こんな事にも使えるんですよ。

  1. 錆びとり
  2. 窓ふき(クエン酸が働いてくれる)
  3. 料理(味もそうだし肉を柔らかくしてくれます。ビールでも代用するよね)
  4. 動物の臭い消し
  5. クラゲに刺された時の緊急処置(化学成分が痛みを中和してくれるよ)
  6. 黒ずんだ鍋の洗浄(強酸飲料だからね…)
  7. 洗濯(グリスなどの油落としに使えるよ)
  8. 害虫駆除(東南アジアとかでは、農薬代わりに使われてます)
  9. 胃もたれ解消(理由は不明らしい…炭酸以外の理由でスッキリするらしい)

などなど、コーラは結構な砂糖以外に、強酸・炭酸・化学物質の集合体なので、利用範囲は広そうです。

何にせよ、糖分の過剰摂取は、肥満や高血圧・糖尿病といった、生活習慣病を引き起こすトリガーともなります。また虫歯もそうですが、今回の『記憶障害』以外にも、『集中力の欠如』も引き起こします

記憶力の欠如は、砂糖の消化に必要なビタミンB群やカルシウムなどの栄養素が不足し、イライラしたり気持ちが落ち込みやすくなるからですね。

何にせよ、かわいい我が子…となれば、ちょっと甘やかしたくなるけれど、お菓子・ジュースもほどほどにね。
そして、大人も同じだからね( ゚д゚ )

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