幼稚園の遠足の撮影に同伴する事になり、その行先が『神戸どうぶつ王国』という所で、元々、鳥の公園みたいな所でしたが、集客UPの為に普通の動物園的な感じになりました。
この動物園の特徴は普通の動物園と違って、撮影しにくい構造になっているのでなかなか難しい。
というのも、半分室内的な所であり、強化アクリルの壁の向こうに動物がいるという感じになる訳です。
普通は動物を見たい…。
でも、私は動物を見ている園児を撮影したい。(ついでに動物も…)
と、動物園そのそもの趣旨が事なるので辛い所です。
とはいえ、野外よりも、室内という撮影環境を考えて対策を練っておかなければならないと考えた訳ですが
ガラスやアクリルに向けて撮影すると、どうしても反射がキツイので向こう側(動物)が映らないという事が多々あります。
そこで、今回の引率に対応する為に、PLフィルターというのを導入しました。
とりあえず私が買ったのは、これ( ゚д゚ )
いきなり、本番は辛いので、近所の川の所へやってきて撮影テストしました。 ココ…。
なんせ、反射してる状況が欲しかったので
これを一眼レフカメラのレンズの前に取り付けるのですが、とどのつまり、こういう感じです。
普通に撮影すると川に向けてレンズを向けるとこうなります。

反射による余計な光があり、普通は肉眼でもこのようになります。
ここにPLフィルターを付けた状態で撮影すると、こうなります

不要な光を取り除き、川底が見えるようになります。
もうちょっと引きで撮影して見ましょう。
上がPLフィルターの機能のOFFになった状態と、下が、ONになっている状態です。
川底のクリアさが全く異なります。


また、川だけでなく、ガラスによる反射をカットしますので、普通に撮影すると、こうなります

窓ガラスに反対側のマンションの映像が映り、ガラスの内側に張られているECCジュニアの教室案内のポスターもくすんでみえてしまいますが、これが普通といえば、普通です。
ここで、PLフィルターで余計な光を取り除く状態で撮影すると、こうなります。

ガラスに張り付けれられているポスターもくっきり、マンションの映り込みも無くなり、全体がクリアに撮影する事ができるようになりました。
海や川・ガラスといった、反射が多い環境だけでなく、空や植物を撮影すると、同じ様に余計な反射や光を取り除いて撮影できるので、全体的にコントラストを上げた状態で撮影ができます。
ただ、何でもかんでも取り除ける訳でもなく、太陽・光の光源との角度が非常に重要なので、室内動物園で効果を発揮するのかは不明ですが、ちょっくら行ってこようかと思います。
ついでに、月が出てたから撮ってみた
