無料で簡単。誰でもデキるAI画像生成

最近 Microsoft Bingが無料で画像生成できるサービスを始め、Googleや各社がいま、AIサービスの激戦時期です。

前までは、AIを動かす為に、Googleのラボ空間を使えば…とかだったのに、数か月にも満たないうちに、誰でも使える環境になりました。

今、AIでのサービスを提供させておく事で、ユーザー数を獲得できないので、無料サービスが結構増えて使う側には良い事です。

本来なら、これら画像生成を効率良く作ろうと思ったら、環境容易するだけでも、最低でも30万以上の投入は必要です。その殆どは、画像生成時の演算を管理するビデオカード。

コスパ良い!!! というやつでも、5万。 良いのだと30万近くします。 もちろん、これをそのままパソコンに接続したら動くという事じゃなく、これを動かすだけの次は電源ユニットが必要となる訳で、パソコン本体から全て見直しが必要となります。

でも、そんな負担を、一気に受け止めてくれるのが、 大手のサービスです。
なので、誰でも簡単、しかも無料でやれちゃう!というので、今回ご紹介します。

STEP1:サイトにアクセス

まず、ここにアクセス

そうすると、こんな画面がでてきます。

STEP2:呪文書く

この様な画像を生成してね!という指示の事をプロンプト と言いますが、そのプロンプトの事を、唱えれば生成されるという事から、一般的に 呪文 と言われる事が多いです。

画面の中の白枠

”作成する画像の説明” の所に、こんな画像を作って!という風景を文字にして書きます。

こういう画面になる場合もありますが、内容は同じく、テキストボックス内に、呪文を書いて、作成のボタンを押します。

なんと簡単!! 無料でこれができるとは素晴らしい!!!( ゚д゚ )

STEP3:画像生成

では、早速やってみましょう。
前回のBlogネタ、シータ師匠を例にやってみる。

天空の城ラピュタに出てくるシータのように、無垢な美しさの少女

(‘Д’) なんだろう…。この、そうじゃない感…。

今、脳内で、これが流れる…。

アメリカAIと言う事も、あって絵のタッチがアメリカイラスト感。
日本の絵のタッチに強化させるなら、Bingじゃなく、別のAI を使った方が良い。

とりあえず、この路線はあきらめよう。

作成中は、こんな画面がでます。

これは、サーバー上で生成中なのでまってね!という事です。
普通に考えても、激早です。この処理スピードを出すだけでも、何十万かかるんだろう!って言う位です。

次は単純に天空の城でやろう

天空の城

(‘Д’) いや合ってるといえば、あってるけど。 日本人にとっての天空の城は違う。

やっぱり、これで無いと、天空の城じゃない気がする。私だけか??

では、子どもの時にみた、( ゚д゚ ) まさに絵画!! っていうシーンを再現してみる。

イラスト風で、日本の田舎の駅に立つ、白いワンピースの少女

もぉ、この段階で、作画崩壊してるのが分かる…。

使えない…(‘Д’)

やはり、アメリカAIで、イラストはムズイ。 そもそもそれに特化してないから、仕方ない
何より、イラストってのが難しんだろうと思う。

ちなみに、少女って書いたけど、私の中では、19歳・20歳くらいを想定しており、それ以外の女性の年齢を含めた言い方が思いつかない。シータ師匠は14歳くらいだと思うんだけど。
年齢の雰囲気って、日本人とアメリカとでまた違うから、そこはアメリカ的な雰囲気で考えるのがのぞましい。

男だと、少年・青年・成人・おっちゃん・おじいちゃん って言えるけど、女性の少女と成人女性との間の空間は何と呼ぶんだろう。

そこ分からない所なので、スクールでは、中学生以下は全員 ちびっ子 と言ってるのです。

とりあえず、呪文から、”イラスト風”を外して写真系で行く。

日本の田舎の駅に立つ、白いワンピースの少女の後ろ姿

写真だと結構、クォリティー高い。

髪の質感から、服飾に至るまで不自然さはない。 本当に写真で撮影したレベルに至る。

ただ、私が見た時は、こんなに寄ってないから、もうちょっと引きで空も入って欲しい。
そこで、次に、どれくらい離れていたかを追加する。唱える

日本の田舎の駅に立つ、白いワンピースの少女の後ろ姿を30メートル後から見た写真

(‘Д’) あ…うん。 これは30m後方というか、5m程度かな? とはいえ、少し引いたアングルになった。

こんな感じで、指示を追加していくとそれに合わせた画像生成を行います。

先頭に来る文字が優先されていき、後ろに行くほど優先度が下がります。とはいえ、30mという距離感を先頭にしても、変わらなかった。 画角の調整は難しい。ここがかなり大きな課題といえる。

STEP4:作品をダウンロード

一応、作成は4パターン生成されるので、その中から、1つこれ!というのがあったら、それをクリックします。

すると、下記の様に大画面になって表示されます。

右側にダウンロードというのがあるので、それを押せば、自分のPCに保存する事ができます。

画像サイズは、1024px × 1024px サイズなので、WEBやホームページ作成 Blogなどに使える画質です。


注意事項

利用回数制限はないけど、生成速度制限がある

生成すると、右側の雷のコインみたいなカウントが減っていきます。

生成にかかるスピードは、無料でこれは凄い!というスピードですが、無限ではりません。

最初は100ですが、そこから0になるまでは早いですが、それを超えて生成すると、1枚あたり、45秒~5分の時間がかかります。 
無料だからってやり過ぎると、時間かかるようになるから、気を付けてね。


AIが生み出した画像という事で、突起すべきは、現行法だと

AIが生み出した画像に著作権が設定されない!! 

という事です。

もう一度言いますよ。

( ゚д゚ ) 著作権は無い!!

例えば、問題集なんかを作るとなった時に、バッタのイラストが必要になったとしましょう。
理科とかで?

その時、従来はフリーイラストを使ったり、イラストそのものを買ったりという事が必要でしたが、そんなゴチャゴチャしたの要らないんです。

バッタ イラスト って言うだけで、この4種類が生成されるので、これを使って教材を作ったりができます。

著作物が著作権として認められるのは

『思想または感情の創造的表現であって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの』を著作物といいます。

著作権は何でも設定される訳ではありません。
誰もが思いつくような事を保護していては大変だからです。

なので、そこには『創造性』という案件が必要となります。

なので、その人の個人が表れているような表現に限って保護を認めています。

故に、AIの場合は、呪文が同じなら、同じモノが生成される特性がある為、そこに創造性もなく、誰がやっても同じモノになるという、著作権の保護案件から外れる内容であるため、現行法では著作権が設定されないという事になります。

幼稚園児が描いた絵は、著作権で保護されますが、AIの絵は保護されません。
クォリティーは明らかにAIの方が上ですが、著作権というのは、絵や芸術の品質で設定されるモノではありません。

その作品が、その作者たるものか。というのが大事です。そこが創造性。
その判断は、裁判官の 主観で決定されるんですけどね。

と言う事で、AIが進化して、社会の中に溶け込むと、当然それを規制する法律ができるかもしれない。
とはいえ、日本の方で規制したところで、日本にそこまでのAI技術がないので、結局アメリカのサーバーだから、日本の法律がどうこう言った所で、どうにもなりません。

グローバル化が進むという事は、法の解釈や範囲もグローバルの価値観になって、法が曖昧になるという点まで、考えられない、3手、4手先まで読めない所が、まさにThe 政治家という所ですが、規制が無いならありがたい!

今の内に著作権フリーの画像として使わせてもらおうじゃないか( ゚д゚ )

と言う事で、誰でも簡単に使える画像生成AI のご紹介でした。

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