マスクやっぱ良いよね!を科学的に考える試み

こんにちわ。こんばんわ。

最近、少しづつ暖かくなってきましたね。 この春の期間しか着ない スーツが間も無く着れそうです。春と秋しか着ないので、その期間で肥えてしまうという事で切れなくなるというスーツ達が増え、破棄されていくのが可哀そうで仕方ありません。

( ゚д゚ ) もう着なくていいんじゃ…

というのもありますが、一応、私もビジネスメンズ! スーツは嫌いじゃない。逆にいえば好きな方。
でも、スーツは体温調整には不向き。 故に、夏と冬は、機能美でワークマンに頼ってしまう所です。

コロナ感染者は日々、増えていますが、マスコミがネタにならないという事で扱わなくなってきたので、収束したようなイメージですが現在も進行中です。

G7 の開催国の日本としては、G7中で、唯一国民がマスクをしているというイメージが嫌という理由で、国民にマスク外せよぅ! という趣旨で

(゚Д゚) お前らの自己判断な!

と言ってきた岸田さん。 

私個人としては、リアルしか信じない系 なので、メガネがどう言おうと全く無関係なのですが
私もメガネですが( ゚д゚ )…。

教室内においては、現在もマスク進行中です。

これは、私が…ではなく、生徒さんが安心できるからという理由です。

なので、生徒みんなが、別にもうどっちでもいんじゃね! というのなら、私もどっちでも良いです。
私はしますけどね。

もとより、気密にはしていますが、教室内はエアコンや空気を回してますし、何より基本的に喋らないですよね。あまり。 なので飲食店の黙食よりも安全とはいえば安全です。

が、受講している人が、隣の人がマスクしてない…という事で不安になって勉強デキないという事になれば、話は別です。

なので、みんなの話を聞いて、問題が無い様なら自由にするつもりです。

ただ私にとっては、このマスク生活というのは、デメリットもあれば、メリットもあると思います。
感染云々別にして…。

と言う事で、マスクやっぱ良いよね!を科学的に考える試みです。

メリット1:メイク・ひげ剃りがかなり軽減

例えば女性だと、コンビニ行くのにもスッピンでは行けない…という方いると思います。 男性においても、髭を毎回剃るというのは結構手間なのです。

しかし、顔の下半分を不審に思われずに隠せるというのは、めちゃくちゃ楽です!!!

(´∀`) はいっ! ラク!!! これ以上にこのメリットはありません。 

これによって、時間の大幅な節約ができます。 メイクで例えば20分かかっていたとしましょう。
1日の時間 1440分の内、 20分の節約です。しかも朝の忙しい20分は暇な時の20分とは価値が違います。

心に余裕を持つという事はストレスの軽減にもつながります。 自律神経を整える一助にもなります。
マスク程度で…と思うかもしれませんが、ストレスというのは、積み重ねです。 だから、たかだかマスク…ではありますが、マスクをするストレスと、マスクをして、得られる時間と手間をプラマイしてストレスが軽減しているのなら、それは身体においてもメリットが大きい。

少なくとも、私は 好きな時に髭を剃れるようになったというメリット、朝の時間の余裕さはメチャありがたいです。

メリット2:加湿する

人の吐く息というのは、かなり加湿されています。 加湿器の様な強制的なではなく、人体の内部に必要な湿度です。加湿された空気は、鼻や喉の粘膜に適度な水分を与え、粘膜の持つ本来の動きを保持します。

また、常に加湿されて喉粘膜が潤っているので、過度に水分を取る必要もなくなります。
勿論、体内の不要なモノを排出する・痩せるという意味では、1日に2Lの水を飲む事は良い事です。でも現実問題、そのピッチで水分取ると…

(´∀`) トイレの回数めちゃ多くなるよね。

いつでもできるなら良い! でも、ここはトイレいけない…という時、マスク1つである程度コントロールできるというのは、たかだか不織布やりよるという所です。

メリット3:変顔してもバレない

私にはあまり、こういう機会はないですが、例えば 上司に怒られているという事があったとしましょう。 上司に対して、むかつく!! という思いがあって、上司の言葉が入ってこない事

(´∀`) あるよね!!

そんな時…

(´゚д゚`) 目だけ笑ってれば、何とかなる!!

そう。人は叱られている時、当然ストレスがたまる。 
勿論、そういう状況になったというのは、なんらかの問題はあったのだろう。
とはいえ、論理よりも、感情が来るのが人間。

だから、感情を抑制するのに、マスクの下で何をしてもバレない! 故に、素直に聞いてるように演じる事ができる。

そう。今みんながしているマスクとは言われるけれど、それこそマスクの歴史は、何千年前にもさかのぼる。

マスクはいわば、仮面。

自分を偽るというのもあるし、又は その憧れる対象に成りきる為に使う。
9000年前に作られた石仮面でもそう。

人はなりたいようになれるし、成りきる事で人格をコントロールする事が出来る。
リアルでは自分のコンプレックスがあったとしても、マスクをかぶれば、別の人間になれる。

映画 マスク はまさにその マスクの象徴を映像化した映画とも言える訳です。

その効果は コスプレも同じところがあります。
一般的に不織布マスクで、大幅な人格変化は難しいかもしれませんし、認識できる事ではないのかもしれませんが、少なくとも無意識化 では確実に 発生しています。自分を隠す事で、自分ではないもう一人の自分と言う要素。自信が無い人が、少し自信を持つようになる。

そういう点で、マスク効果というのは プラスに働きます。

この様な感じで、別に感染どうこうとか関係なく、マスクそのものの効果は確かにあります。
逆に補足もしておきましょう。

補足①:マスクすると酸素量が減る!! という件

よく、マスクをしていると、吸い込む酸素量が減る!! 故に頭が悪くなる!! という子育てママの話を聞きます。

人が吸う空気というのは、
窒素:78%
酸素:21%
その他:1%

の割合です。 

そもそも、酸素は猛毒ですが、生物が進化の過程でこれを燃焼エネルギーに変えることで、爆発的なエネルギーを生み出せるという事で、取りこんで成功したのが酸素です。

そんな酸素ですが、マスクで減る酸素という事で言えば、そもそも 人間は殆ど窒素を吸っている訳で、上記の様に、空気中の酸素含有量はそこまで高くありません。

また、呼吸においてもそうです。

平常時で 5000㏄~8000㏄/分 の呼吸を行い、 取り込まれる酸素は 300㏄/分 で
運動時で100000㏄(100L)の 呼吸を行い、3000㏄(3L)の酸素が取りこまれます。

単純計算ですがExcelで再現すると、こういう感じです。

解りやすくグラフ化するとこうなります。

青色:1分間で吸う空気量
黄色:1分間で吸う酸素量
緑色:1分間で実際に体内に取り込まれる酸素量

結局何を言いたいのかというと、空気=酸素ではないし、呼吸=100%二酸化炭素って訳じゃないよ って言う事を理解してもらえたらと思います。

(´゚д゚`) イメージよりもね。

という事を知ってほしかっただけなんです。 
時々、空気全部が酸素だと思っている人もいるので…。 

もぉ、空気全部が酸素だったら、とっくに地球爆発してます(笑)

なので、マスクをしたから… という程度で、減少する酸素量がどうこうというのは、もはや、酸素量がどうこうという理由は、さほど影響するレベルには無いという事です。

実際問題、激しい運動で、さらに呼吸をも制限される水泳をしていたからという理由で頭悪くなったというのは聞いた事がありませんし、 東大生の多くが幼少期に水泳をやっているというのもあります。

とはいえ、運動中はマスク無い方がいい。 運動中は マスクでの 酸素不足はあります。ただ勉強机に向かっている事での…という事であれば、影響を受けるのは、酸素量そのものよりも、マスクを付けている事での、違和感や、耳の痛さとか、そういう所での集中力のそがれはあるかもしれません。

実際問題、 マスクをしている状態でも、私がオキシメーターで動脈の血中酸素飽和度(SpO2)を計った所で、 99%~98%を推移しており、一般的な人の場合は、99%~96%が標準で、96%を切ると、息切れなど呼吸が苦しくなり、93%を切ると外部から酸素供給が必要となる呼吸不全となります。

とりあえず、マスクをして鬱陶しいという気持ちの面はともかくとして、肉体的な何か影響を目に見てわかる程の変化を表すのは、ちょっと難しいという所です。

と言う事で、マスクが酸素供給に影響を直結するかというと、そうはならないというのを、私の身体で検証した所、数字的にそうなりました。

とはいえ、これから暑くなります。
マスク内の熱が上がると、純粋に暑いです。

補足②:マスク内温度は、呼吸の仕方で調整できるよ

無意識にされている方もいらっしゃると思いますが、マスク内の温度は、とどのつまり 吐く息の温度ということになります。

肺~口の中までは、温度はある意味で体温に温められている訳です。
これは変えられません。

でも口から出ていくという事に関しては、流体力学的なあれです。
とどのつまり、吐く息のスピードを変えてあげるという事になります。

温度は、そのスピード・量・距離・外気温によって影響を受けます。

スピードが速いと風圧が上がるので周りの空気を巻き込みます。 その対象物にぶつかる風の量と、スピードによって、冷却されるまでの距離があるのかどうかという所です。

冬は手を温める為に、ハァ~ っと吐き、 暑いモノを冷やす時には、フゥ~ とする。

同じ温度の息なのに、なんで 温度が違うんだろうね?

その時の口の形、出ていく空気のスピードと量…。

さぁ、ちびっ子は自分で考えてみようね!(*’ω’*)

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