人生のバイブル的 神ゲー

皆さんはゲームってしますか?
私はそこまで凄くする方ではないのですが、ちょこちょこやります。

ゲームというのは、一定の縛りをかけた状態でその環境の中で楽しむ事をゲームといいます。
だから、スポーツやオリンピックなんかは完全にゲームな訳ですが、私が色々してきた中で、もうこれだけは完全に別格の KING OF 神ゲー と言えるのが、今だもって小学校の時と変わらず、ドラゴンクエスト3 というゲームです。

ドラゴンクエストって、ゲームに疎い方でも聞いた事ありませんか?

全世界でもかなり有名です。

ドラゴンクエストシリーズは1~今日現在だと 11まであるのかな? これだけ長い間 これだけのバージョンを繰り返す程、息の長いゲームってないんじゃないでしょうか?

故に、私が子どもの時からずっと続いているゲームです。

このドラクエシリーズの中で、どれが一番 神がかっているのか! というのは、ドラクエ好きの中で話題になり、その中でも常に1,2を争って上位を占めているのが ドラクエⅢ となる、3番目に発売されたものになります。

そして、私もこのドラクエⅢ によって人生の大切な事を教えられてきたので、まさに人生の教科書とも言えるゲームとなります。

ただのゲームなら何も感じません。ただ楽しいな…で終わるかもしれませんが、これはまさにバイブルなんです。( ゚д゚ )

ゲームの内容は、簡単に言えば、主人公 勇者が 成長して最後の魔王を倒すという事なんです。
それだけ聞けばなんて事ないですよね。

ただ、このドラクエⅢには、勇者以外に、職業という考え方があり、戦いに特化した戦士、回復に特化した僧侶など、個別の能力を持つ様々な仲間を引き連れて合計4人で戦いに挑みます。

ドラクエにはレベルという概念があり、経験値を増していく事ができる訳ですが、このレベル1~スタートして、レベル20になると、転職ができるようになります。
魔法使いという職業から戦士へという感じで。

このレベルが、まさに現実世界の年齢とフィットする訳で、成人したらこれまでの経験を生かして生き方を変える事ができるという事です。
例えば、左が僧侶ですが、転職して 右の賢者になる事もできます。

異なる特性、異なる成長、異なる性格…。 それらを考えながら 組織としてチームとしてどうする事が効率良く、また安定した運営ができるのか…。

戦い1つとっても、迎撃するのか、仲間を助けるのか、仲間の力を借りるのか、状況を判断して決断を下す事を求められます。

とはいっても、見た目はこんな画面なんですけどね。

 ファミコンですから…。 まだ8bit なカクカクした画像です。

それでも小学生の頭の中では、脳内変換されていますから、もう現実世界のリアリティーと全く変わりません。

学校から帰ったら、旅に出なければならない! 自分を成長させる為に!
そして救わなければならない!この世界の平和を!! ( ゚д゚ )

そう思っている小学生は全国に何万人居たでしょうか…。

このドラクエⅢの世界地図がこちらです

何か感じませんか? 
現実世界の 世界地図に非常に近いんです。そして、それぞれの地名も現実世界の名称に酷似しています。既に小学生にとっては、このドラクエⅢのワールドマップが頭の中に入っているので、世界地図を覚える事も抵抗感無かったはずです。

ただし、ドラクエⅢの街がある所だけは…。
因みに、 現実世界の日本は、 ドラクエⅢでは同じ場所に ジパング という国があり、 卑弥呼に化けた ヤマタノオロチを倒して、 草薙の剣を 手に入れ、 生贄の女の子を助けるなければならなかったりと、古事記の要素も入ってたりします。

さらにこのゲームは、ドラゴンボールでおなじみの 鳥山明 がキャラクターデザインをしたり、作曲家のすぎやまこういち がするなど、とにかく 贅沢すぎる構成です。

当時の小学生に 初代総理大臣は誰か? と問いても、せいぜい答えられるのは、3%程度かもしれませんが、ドラクエⅢの音楽は誰が作ってる? って質問だと  「すぎやまこういち!」って99%答えられる…それ位有名どころです。

今は亡くなられてしまいました。私もニュースを見た時ショックでした。
まだYoutubeでは見れるのが、残された者としては助かります。

多くの神曲を連日聞き、多くのトライ&エラーを繰り返し、世界の平和の為に戦う。
そんな日々も、いつか終わりに近づいてきます。

最後の最後の魔王 『ゾーマ』という強敵です。
この強敵の前に来るまでにも、数々の戦いがあって、やっと魔王の王座の間まで来れる訳です。
決して、全快の状態ではありません。

でも、行く! みんなを助ける為に!!

そして戦闘が始まる。 この曲を中で…。

もう、後には引けない。逃げる事もできない。
奥歯を噛みしめ、手に汗握る。 
ほとばしる炎と衝撃波。味方の体力は残っているのか、まだやれるのか…。

1つ決断を間違ったら、全滅してしまう…。

完全に背水の陣の状態で戦います。

普通の戦闘だと、せいぜい、1分未満~2分程度のモノです。
しかし、この最後の魔王だけは、10分~15分とこの緊張状態が続きます。

とはいえ、本人はもう何時間も戦ってる状態の精神状態

負けられない!世界の為に!!

叩いても叩いても、こちらの体力も無くなる寸前、もうダメだ! そんな心が折れそうな時、やっと魔王を倒す事ができます。

その時の歓喜の気持ち分かりますか?!

そりゃ、そうなるわね!

暗闇に包まれていた世界に日が昇り、街の人達は歓喜し、そして自分はもう元の世界に戻れないので、両親に会えなくなる。 いわゆる精神的自立というやつでしょうか…。

多くの要素、人生の色々な事をこのゲーム1本で学ぶ事ができ、本当にバイブルとも言えるゲーム。

皆さんも、スマホでできるので、もしよかったらやってみて下さいね。

絶対徹夜しちゃうと思うよw

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