善意の破壊

世の中の色々なモノが、消毒・消毒のオンパレードですね。

それは一つの安心に繋がるかとは思いますが、結構 盲目的にされている事が多いように思います。

私が、一般的に『消毒』しているという野外の飲食店店内で食べる事を避けるのは、いくつかありますが、そもそも店主の化学的知識を全く信じてないから…という事になります。

とはいえ、外部から食料を調達しないと生きていけないので、テイクアウトという事になる訳ですが、決して店主が悪いという事ではありません。
そもそも、そういう事を教えられていないし、飲食店を開店するときに『食品衛生責任者』の講習を受ける位になり、その内容も 食品衛生法や公衆衛生学 となり、現代の コロナ禍に対応していません。

多くが、アクリル板を置いてみたりが精いっぱいな所かと思います。

コロナウィルスの拡散が、飛沫によるモノだけによる…という事が信じられている以上、それは仕方ありません。
エアロゾルからの実質的に 空気感染。 そして なんちゃってマスクを使っている辺りから、あぁこの人の理解力ってこの程度なんだなと思わざる得ません。

ある意味、マスクの種類と、マスクの付け方で相手の教養が形になって表に出るので、理解しやすい分かりやすい世界になったとも言えます。

私が化学をしていた時。 そう。白い巨塔の様に (笑) 白衣をまとって、たなびかせていた時代(笑)
それこそ、飛沫で 失明する というような薬剤を日常的に使っていた訳ですが、それを常識とするなら、今、巷でやられているような感染対策というのは、 異常な程、雑!!で適当過ぎる という感じです。

ちなみに 化学屋の白衣は、医療ドラマのように真っ白ではなく、結構 薬品でドロドロに色んな模様がつきます。
慎重に薬剤を扱ってても、 傷かぬうちに飛散するので、身体を守りながら、いち早く感知できるための白衣です。
じゃないと、血が飛ぶとかじゃなくて、ガチで身体溶けるとかなので…。

俺にもこんな時代があったはずなのに!!
( ゚д゚ ) 腹の中性脂肪にやられっぱなし!! 

HEARTSは、私個人的に一番滞在する空間です。

生徒さんももちろん入ってきますが、結構安心できる空間にしています。リビングばりに…。

それは、パソコンという機材そのものも、そうですし、日光の進入角度から紫外線量、ドアノブに至るまで、全て計算された運営をしているからです。
100%安全です!保障します!という事はいえませんが、その辺より 相当安心できるようにしています。何より一番の滞在者が私なので。

疑わしきは、即刻 消毒ではなく、滅菌して、COVIDの RNAそのものを破壊してしまいます。

なので、生徒さんは安心して、ご利用下さいね。 

でも、体調が優れない時はお休みしてね(´∀`)

こうして、計算されているという事が分かれば、私も飲食店での利用を安心してできるのですが、実際は難しい。

ここから本題

( ゚д゚ ) 前置き なげぇ

さて、今回のテーマ 善意の破壊 とありますが、これ…何を表しているのかというと、いわゆるアルコール消毒の事を言っているんです。

アルコール消毒というのは、ある意味で推奨される事なのですが、最近はどこもかしこもアルコール消毒さえすれば安全という、凄い過信感があります。

アルコールというのは有機溶剤です。

文字通り、溶剤です。

溶剤というのは、水などの『無機溶剤』とアルコールなどの『有機溶剤』に分けられますが、とどのつまり溶剤です。

溶剤というのは、どういう事かというと、溶かす特性を持つモノです。文字通りですね。

例えば、お茶を作る時に、茶葉に 水なりを注ぐ事で、お茶の成分が水に溶けだしますよね。これが溶剤という事で、みなさんは、お茶の溶剤を飲んでいるという事です。

これが、いわゆる「水」という温度と、「お湯」という温度では、溶解スピードが異なるという性質はありますが、溶けるという事には何ら違いありません。

こうした 水に溶けだすモノもあれば、 水なら溶けないけど、 有機溶剤なら溶けるモノがあります。それが樹脂です。

樹脂つまりは、プラスチックを代表とされるモノですが、プラスチックは様々な所で利用されています。それこそ、スーパーのレジ袋もそうですが、家具・家電も、マンションのエレベーターのボタン。様々な物質のコーティングに。

コーティングは、そのものを守る為に必要な被膜ですが、これまで水で洗う位だったら問題なかったですが、この急激なコロナ禍となり、アルコール消毒を頻繁にするようになっていますが、こうしたコーティングや、樹脂はそれに対応していません。

肌も、古い細胞(あか)を人間の油分によりコーティングしており、これが水分や雑菌を体内に入れない為の肌バリアを形成している訳ですが、アルコール消毒というのは、この油分も溶かすので、肌がカサカサになったりするんですね。

また、アクリル板のパテーションですが、あれ結構今、 価格が高騰しています。
みんながガンガン買うので、吹っ掛け料金が加算中ですが、もともとはそんなに高くないモノです。

そんなアクリル板ですが、アルコールなんかで拭き続けていたら、どんどん、クラックが発生して、どこかのタイミングで割れてしまいます。

安いモノならいいのですが、こうした『良かれと思った』という事で、アルコール消毒してあげた…というで損害が出る事があります。
アクリル板そのものなら、良いですが、 エレベータのボタン なんて、ボタンだけを取り寄せるというのが、その型番が廃版になっていたら、お金を出しても取り寄せる事ができません。

アルコールのボトルは、何でも良い訳ではなく、耐性を持ったボトルに入っていますが、一見して100均に売ってそうなボトルに入っているので、何でもいいんだろう? って思われがちですが、ちゃんと耐性ボトルに入っています。

じゃあ、アクリル板はどうすればいいのか?

コロナ対応という事なら、次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)で塩素系で付け置きしてる方が、余程 安全に滅菌できます。一番安くて、確実を担保できる方法です。

消毒というのと滅菌というのとは、もちろん全然意味が違いますが、専門職でない場合は、なかなか薬剤の調達が困難な時もありますが、一般的に手に入る系なら、次亜塩素酸ナトリウム、ポビドンヨード、エタノール、フェノール、クレゾールなどがありかなと。

そして、それらは 全て無双という訳でもなく、金属なら腐食する。 プラスチックならOK とか、色々特性があります。

今のこの世の中、スマホでも OK Google って聞けば応えてくれる、ありがたい世界です。

1つ、2つ程調べて納得がいって、色々な対策。色々な情報収集する事が望ましい所です。

良かれと思ったその行為が、モノを壊すというケースがある。
なので、ちょっと気を付けて大事にしてあげてね。

(´∀`)

ふと思う… これがパソコンスクールの Blogの内容なのかと…。(‘A`)
私のブログ…パソコンスクールなのに、パソコンネタが一切出てこないという謎Blogですが、お付き合い頂きありがとうございます。m(__)m

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